〜アヤスマムス立ち上げの想い〜
社会と繋がれる
「育児サークルの新しい仕組み」
2021年9月 アヤスカフェ小岩オーナー野村綾
こんにちは。アヤスカフェ小岩 オーナー野村 綾です。
私は企業研修講師やNPOの教育担当など、今まで人材育成に関わる仕事をいろいろしてまいりましたが、
「育児業」は自分を成長させてくれる 重要な「人生の仕事」のひとつだと確信しています。
しかし、産後のホルモンバランスが安定しないまま「夜泣き」に「終わりのない家事」の連続。
お天気次第で外出もままならず、気づけば宅配の人としか 大人と話していなかった!…なんてこともよくあり、
家族の協力があっても、育児中は「社会」と切り離されたような寂しさを感じる事がよくあります。
ましてやこのコロナ禍…。
「育児業」を「会社」に例えると、第一子出産ママは入社ホヤホヤの新人さんのようなもの。
先輩社員(トレーナー)など誰かが寄り添っていてあげないと、本当の会社生活だって辛くなって辞めたくなります。
新人を社内みんなで育てようという「社風」というか「人材育成のノウハウ」がちゃんとある会社は、いわゆる「100年企業」として生き残っています。
だから、「育児業」においても個人任せでも、行政任せでもなく、
私たち「社会」や「地域」が 会社の先輩として「子育てママ」をサポートができる仕組みを作りたいと思っています。
まずは、アヤスカフェに来てくださるママを中心に、子育てママ達同士が繋がれるサークル(組織)作りを。
そして、そのママ達のサークル活動に直接アプローチしてくれる個人や団体、企業のみなさまの挙手を求めます。
例えば、赤ちゃんと一緒に楽しめる手遊び&お歌遊びなどをやってくれる先生や、
経理、広報、運営などのサークル活動をサポートしてくださる方。
ボランティアではなく、双方対等な立場でいられる関係の認識が重要です。
若いママがターゲットの会社さんや子どもに関わる事業を始めたい個人や会社さんなどは、お客さまの声を直接聞ける貴重なリサーチの場になるでしょうし、
運営のサポートに関わってくだされば、社会復帰を希望する優秀な人材を仕事ぶりを見ながら探すこともできます。
さらに、子どもが大きくなって手が空いたママ同士でベビーシッターとして起業したり、幼児教室を開講したりと
地元で活動のフォーマットがあるからこそ実現可能な夢を持てるかもしれません。
そうすれば、目の前の育児の見方やあり方も変わってくるかもしれない。
そんな私の妄想のような夢を現実にしたくてこの「アヤスマムス」はスタートしました。
ぜひ、「社会みんなで子育てしよう。」という趣旨にご賛同いただける方は参加表明いただけますようよろしくお願いいたします。
2021.9.13
AyasuCafe KOIWA オーナー野村 綾